高校では硬式野球部に所属して、かなり忙しく活動していました。なので、大学受験のための勉強に本腰を入れたのは、3年生の9月から。コツコツ勉強のおかげで評定はよかったので、推薦かAO受験を選択しようと思いました。
その中で、僕には志望校が二つありました。一つは東北大学の医学部、もう一つは山形大学の医学部。東北大学のAO入試は小論文と難しい面接があり、僕の場合は勉強のスタートが遅かったのもあって、このタイミングで小論文の対策をするのは時間的に無理だと思い断念。対して山形大学の推薦は、面接とセンター試験のみで、現役生しか受けられないものだったので、山形大学の推薦を受験しました。もし山形大学の推薦がダメなら、東北大学の医学部を一般受験しようと思っていました。
河合塾マナビスは、部活を引退してからの高3の8月から始めました。中学生の頃から小松塾に通っていて、それまでも週末課題コースと自宅近くの沖野教室で受けられるブロードバンド講座を受けていたんです。受験勉強に大事なのは自分の頑張りだし、中学校の頃からお世話になっている先生方もいるので、自分の通うべきは街中の有名予備校などではなく、河合塾マナビスだと思いました。
何よりも、河合塾マナビスはさまざまなレベルの授業があるので、自分の苦手な科目も得意な科目も伸ばしていくことができます。ただ、逆に効果的な受け方ができないと授業を受けっぱなしになってしまって、伸ばすことができないのでそれは難点かも知れません。
野球をやっていた時は隙間時間の勉強だったので、引退直後は10時間あっても時間をうまく使えず、成績も伸びずに苦労しました。正直、医学部は厳しいかも…と思っていたんですが、苦手な点を徹底的につぶすという勉強法に切り替えたところ、どんどん成績も伸びていき、それがモチベーションになりました。
先生方が「これだけやったんだから合格できると思うよ」と言葉をかけてくれたのもありがたかったです。
自分がやったことが目に見えた方が良いと僕は思っているので、自分の勉強の結果を“見える化”していきました。自分で平方のマスのようなものを作ってつぶしていくと、自分の頑張りがどんどん見えるようになるし、着実にゴールに向かって行っているのが分かりました。集中力も上がるし、視覚化はおすすめです。
医学部を目指そうと決めてからは、勉強が辛いと思うことがなくなりました。今やっていることがしっかり自分の未来につながっているということを実感すれば勉強も楽しくなりますよ。